「ラジオ番組に出てみませんか?」
今から20年以上前、そんな一言から、
ふくろうはうすのラジオとの付き合いが
始まりました。

きっかけは、本当に偶然でした。
あるお客様から、
「知り合いの方が、コミュニティFMの放送局を
立ち上げるんですよ」と、
お話を伺ったことが始まりでした。
その放送局は、地元に根差した小さなコミュニティFM。
「自主番組100%を目指したい」
「地域の話題を中心に、コミュニティの中から
身近な情報を発信していきたい」
そんな放送局の考えを聞かせていただきました。
当時はまだ本放送
「ふくろうはうすの住まいるライフ」が始まる前。
半年ほどの試験放送期間を設けて、
試験電波を流しながら、
本放送に向けた準備や予行練習をしている時期でした。
その頃、放送局では自主番組のための出演者や
「話のネタ」を探していたそうです。
地域には、小さなお店や
さまざまな仕事をしている人がいます。
自分のお店のことや、
仕事に関連した話をしてもらえる人はいないだろうか」
そんな中で、ふくろうはうすに
声をかけていただきました。
当時は「ホームページがある建築会社」も珍しかった
今では、会社がホームページを持っていることが
当たり前になりましたが、当時はまだ、
建築会社でホームページを持っているところは、
それほど多くありませんでした。
そんな中、
インターネットで建築会社を検索して、
ふくろうはうすを見つけてくださったのが、
そのお客様でした。
「長年、建築をされているから、
いろいろな話ができるでしょう」
そして始まったのが、
試験放送の中の15分ほどの番組です。
テーマは「住まいと暮らし」。
当時は妻と一緒に出演していました。
男性目線で考える住まいのハードな部分と、
女性目線から見た暮らしのソフトな部分。

二人で話すことで、違った角度から
住まいや暮らしについてお伝えできるのではないか、
ということで始まりました。
最初は「試験放送の期間だけ」という約束でした。
3か月くらいなら、何とかできるかな。
正直、そんな気持ちだったと思います。
15分の番組なのに、収録は2時間
今振り返ると、当時は本当に大変でした。
放送時間は15分ほどなのですが、
収録には2時間近くかかっていました。
まず原稿を作ります。
その原稿をもとに1時間ほど話をして、
そこから言い回しを直したり、
「ここはもう少しこうしたほうがいいですね」
とダメ出しを受けたり。
場合によっては、
もう一度録り直すこともありました。
今では生放送ですから、
話してしまったことは取り返せません(笑)。
でも当時は収録でしたから、
15分の放送にするために、
何度も話を整理して録っていただいていました。
原稿を作る時間も必要ですし、
収録に2時間近くかかる。
「ラジオって、こんなに大変なんだ」
そんなことを思っていた記憶があります。
それでも、収録した番組が放送されると、
やっぱり不思議な感じでした。
車のラジオから、自分の声が聞こえてくる。
「ラジオだと、自分の声って
こんなふうに聞こえるんだ」

自分では普通に話しているつもりでも、
放送で聞いてみると、たどたどしい。
たまに当時の放送を聞くことがありますが、
「こんなに余裕なくしゃべっていたんだな」
と思うこともあります(笑)。
「あと3か月、お願いできますか?」
最初は3か月だけのつもりでした。
ところが、3か月が終わる頃、
「本放送開始まで、あと3か月ありますから、
もう少しお願いできますか?」
と声をかけていただきました。
結局、試験放送の6か月間、
番組を担当することになりました。
そして、いよいよ本放送が始まるという頃です。
「このコーナーを少し再編して、本放送でも流したい」
そんなお話をいただきました。
暮らしに直結する話題が多かったこと。
妻と一緒に出演していたことで、
男性と女性、それぞれ違う視点から話ができたこと。
そうしたこともあり、
試験放送から本放送へと移っていきました。
収録から、ついに生放送へ
本放送が始まってから、しばらくは収録でした。
ところが、収録というのは、
放送局にとっても大変な作業です。
私たちが放送局へ行って、1時間ほど話をする。
それを録音して、編集して、放送する。
こちらも毎回、ある程度の時間を拘束されます。
そして、もしダメ出しがあれば、
もう一度収録することもあります。
そんなことを7~8か月ほど続けた頃でしょうか。
お互いに負担が大きくなってきました。
そこで、放送局の方から、
「もう、生放送にしましょうか?」
という話が出てきました。

最初は「生放送なんて大丈夫なのかな」と思いました。
何しろ、今まで原稿を作って、収録して、
編集してもらっていたわけです。
それが、いきなり生放送。
失敗しても、言い直しても、そのまま放送されます。
でも、やってみると、
これが今につながっていきました。
そして1クールが終わった頃には、
「リスナーの方に、もう少しお届けできるように、
あと少し頑張っていただけませんか?」
と、また声をかけていただきました。
2クール、3クール、4クール……。
そうして続いていくうちに、
気がつけば20年が経っていました。
そんな中で、一度、番組をお休みしたことも
ありました。
次回は、地域のコミュニティFMだからこそ、
できる情報の共有や発信などについて、
お話しさせていただきますので、
楽しみにして下さると嬉しいです。
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ふくろうはうす(高橋建装)の高橋でした。
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楽しみにしてくださると嬉しいです。




