ここ数年、私が常日頃、
アドバイスを頂く方々が
口をそろえて言う言葉があります。
「とにかく、いつもご機嫌でいることが大切」
「毎日をご機嫌で過ごしましょう!」
その「ご機嫌」という言葉を聞くたびに、
「そうね、毎日、気分よく過ごしたいわ~」
と思っていました。
私の中での“ご機嫌”とは、
気持ちよく、楽しく、笑顔でいられる状態。
怒ったり、イライラしたりしない状態のこと。
そんなふうに、解釈していました。
思い返すと、「ご機嫌」という言葉、
最初の出会いは高校生の頃。
他校のお嬢様学校の生徒さんたちが、
帰り際に学校の門の前で、
「では、ご機嫌よう!」
と挨拶している姿が、とても印象的でした。
その頃の私は、 「お嬢様の言葉だなぁ」と感じていて、
どこか自分には縁のない言葉のように思っていました。
それが今では、
「ご機嫌で過ごそう!」というように、
自分でも使うようになったのですが、
まったく別の言葉のようで、
不思議だな~と感じています。
ところで、最近はスマホで
すぐに検索できる時代になりましたので、
私も、普段何気なく使っている言葉でも、
「これってどういう意味なんだろう?」
と 気になるとすぐに調べるようになりました。
この「ご機嫌」についても、そのひとつでした。
調べるきっかけになったのは、
いつも色々とアドバイスを頂く男性の方からも
「ご機嫌でいることが大切だよね」
と 言われたことでした。
高校時代の印象で、
勝手に「ご機嫌」は女性的な言葉
と思っていたけれども、
男性でもそう思うのね!と驚いて、
「ご機嫌って、そもそも何だろう?」
そう思って調べてみると、
意外な由来に出会いました。
「機嫌」という言葉は、
もともと仏教の教えから来ていて、
昔は「譏嫌(きげん)」と書かれていました。
それは、 “人からそしられたり、
嫌われたりするような行いを慎む”
という戒めだったそうです。
つまり、自分の感情だけの話ではなく、
まわりの人に不快な思いをさせないように、
日々のふるまいを整える
という意味が込められていたのです。
それが時代とともに、
「様子」や「気分」という意味に広がり、
今の「機嫌」という言葉になったとのこと。
この意味を知って、 とても腑に落ちました。
そう考えると、「ご機嫌でいる」というのは、
ただ自分が楽しくいることではなく、
まわりの人との関係の中で、
心地よい状態をつくっていくこと。
そのために、自分自身を整えること。
そんな意味があるのかなと思いました。
そんな由来を知り、さらに納得しました。
そのアドバイスをくれた男性は、
普段から、とても神仏を大切にされている方だったのです。
なので、きっとこの本来の意味もご存じだったのですね。
日々、色々なことが すごいスピードで進んでいく毎日。
つい周りの人の感情に流されそうになったり、
焦ったり、イライラしたり😅
そんな時こそ、少し立ち止まって、
自分の心を整えること。
自分がいつもご機嫌でいること。
そして、人への感謝を忘れないこと。
そんな毎日を、これからも大切にしていきたいと思います。
それでは今日も、 “ご機嫌よう”😊




