こんにちは!
暮らし整え隊、
住育アドバイザー高橋由美子です。
今日は、今年の夏から始めた
ぬか漬けについてお話します。
先日このブログでもお話した
断食と同じ時期に始めたのですが、
健康対策のためのおかずということで
みそ汁と並んで大事なのが、
“ぬか漬け”です。

ぬか漬けは、
ご存じのとおり、
日本の伝統的な発酵食品で、
なんと、そのルーツは2000年前の
奈良時代までさかのぼり、
当初は穀類や豆類で作っていたようです。
今の米ぬかを使うようになったのは、
江戸時代初期からとのこと。
日本人にしっかりと根付いた
おかずの一つですね。
もちろん、栄養価も抜群です。
腸を整える乳酸菌も豊富、
白米の不足した部分を補う
ビタミンB1もとれて、さらに体に必要な
よい脂質も含まれているので、
他の油を控えても
必要な分がしっかりとれる!ということで、
お米が主食の日本人には
欠かせないおかずなのです。
最近は、あの無印良品にも
ぬか床が売っていますね。
発酵食品が見直されて、
コロナ渦で需要が増えたらしく、
若者世代にも実は好まれているのかな?!

そもそも、私は小さい頃から
ぬか漬けが大好きです。
そうなったのも、おばあちゃんちのぬか漬けが
おいしかったからです。
夏のお盆やお彼岸に
おばあちゃんちに行くと、
必ずおはぎと共に、大きなお皿に
きゅうりやナスの”ぬか漬け”が
どーんと出てきました。

それが無性においしくて
最後残ったひとかけらのきゅうりを
「食べていい?」とおばあちゃんに聞くと
「いいよ、食べな」とニコっとしてくれて
喜んで食べたのを思い出します。
そして、この歳になるまで、
ぬか漬けは頂いて食べるもの、
と思っていましたが、
この夏からチャレンジして、
3か月がたちました。
最初からぬか床を自分で作るのは
ハードルが高かったので、
まずは、無印良品のぬか床で漬け始めましたが
やっぱり自分でぬか床作りたい!
ということで、
1か月後、マイぬか床を作りました。
そこから、
毎日朝晩かきまぜて、
日々変わるぬか床観察が始まりました。
塩気が足りなかったと思えば、
つけすぎて酸っぱかったり。
途中、昆布を足してみたりして、
ようやく味が落ち着いてきたと思ったら、
水っぽくなったり💧💧💧
時には、かき混ぜるのを忘れ、
表面が白くなって、
「ひゃー!カビ!」
と思ったら、酵母菌なので
大丈夫、とわかってホッとしたり…。
旅行の時は、「お休みしててね」
と冷蔵庫に入れて、
生き物同様、ぬか育てです!
そんなこんなで思うようにならないな~
と多々思いますが、
それでも、結構楽しんでいます♪
やっぱり、自分で育てたぬか床の味は、
自分菌でできているので、
とってもおいしく感じます。
まだまだ、おばあちゃんの味には
ほど遠いですが。
私たちの生まれた昭和と違って、
今は、飽食、ファーストフードの時代です。

子どもたちも、ぬか漬けって何?
という子もいるでしょうし、
食べる機会も少なくなっていると思いますが、
これから、病気になりにくい
健康な大人になるためにも
この日本人の味、
日本人の体にあったおかずを
引き継いでもらいたい!

それには、子供たちに
「ぬか漬けだけでご飯1杯食べられるね!」
といってもらえるような
おいしいぬか漬けができるように、
ならないとですね。
なので、
ぬか床が美味しくなる方法をご存じの方は、
ぜひ、教えていただければ嬉しいです!
お待ちしています!
では、食欲の秋、食べ過ぎないように気をつけながら、
次回もお楽しみに♪