こんにちは。
リフォーム・リノベーション専門店
ふくろうはうす の高橋です。
よい人間関係が人生を幸せにするように
住まいとのよい関係を作ることは
暮らしを豊かにすることに繋がります。
このコラムでは
「住まいの健康寿命診断士」という視点から
あなたの暮らしが安全で快適になるような
情報発信をしていきたいと思います。
早速ですが
あなたのお住まいで何か
気になることはありませんか？
例えば
電灯がチカチカし始めたから替えなきゃ
お風呂の床にカビが生えて気持ち悪い
庭の雑草が伸びてうっとうしい
など
電灯を取替え、カビ取り剤で掃除し
草刈り機で除草してなど
簡単に解決できることならいいのですが
気づかないうちに
少しずつ変化や劣化が進んでいるとしたら
ある日突然、驚くようなことが
起こるかもしれません。
私が実際に体験した事例を2件
ご紹介します。
実例① シロアリに食われて倒壊寸前！
10年前のことなんですが
「家が傾いている気がする」という
ご相談をいただき、お伺いしたお住まいの
事例です。
詳しく調査をすると
戸建ての１階から２階にかけて
木部全体をシロアリに食べられ
家を支えるための大事な柱がスカスカ
という状態でした。
倒壊寸前といったところでしたが
お客様は全く気づかなかったとのこと。
実例② 雨漏りのせいじゃない天井のシミの正体は！
こちらは、7年くらい前でしょうか。
「雨漏りを調べて止めてほしい」という
ご依頼を受け、伺いました。
天井にシミが広がっているのに
雨漏りの要因となるものが見つからず
首をひねるばかりでした。
天井をはがしてのぞき込んでみると
断熱材が荒らされ、どんぐりのヘタや
動物のフンらしきものが目に付きました。
足跡、毛、習性などから、ここを寝床にして
住みついているのはハクビシンのようでした。
シミの原因はハクビシンのおしっこでした。
お客様は、小動物が入り込んでいることなど
気づかなかったし、思いもよらなかった。
とのことでした。
厚手の断熱材が使用されていたので、
音が吸収されて気づかなかったと思われます。
一日のうちで一番長く過ごしている空間なのに
普段はあまり気にしたり手をかけたり
していませんよね。
「住まいの健康寿命診断士」とは？
安心して幸せに毎日を過ごすためには
人が健康診断を受けて
身体の不調を改善するように
生活の基盤となる住まいの状態も
良好であることが大切です。
「住まいの健康寿命診断士」は
建物の傷みや不具合を見極め
適切なメンテナンスやリフォームの方法を
提案する、住まいの「かかりつけ医」です。
家を建てる時や
リフォーム、リノベーションの計画を立てる時
土台となる構造がしっかりしているか
適切な設備、建材が使われているかなど
一般の人には見えにくい部分が
「住まいの健康寿命」を
大きく左右することがあります。
残念ながら
施工業者の安易な提案による
リフォームの失敗談は多いのが現状です。
例えば、必要な工事の工程が見落とされていたり
逆に、利益目的の不要な工事が入っていたり
いざ、工事が始まってみたら、色々追加されて、
最初の見積もり以上の金額になっていたなど、
様々な失敗談をお聞きしています。
住まいをリニューアルして
暮らしが楽しくなったり
便利になったりすることを
思い描いて施工の決断をしたのに
がっかりする結末を
迎えたくはないですよね。
旅行などで非日常のワクワクを味わっても
家に帰ったら何だか落ち着くとか
上手くいかない一日で疲れ切っていても
自分の部屋に戻るとホッとするとか
住まいの存在は心ともリンクしています。
あなたや家族にとって幸せに過ごせる空間は
どのような状態でしょうか？
お住まいを点検するセルフチェックのポイントや
施工方法、設備や建材の選び方、
信頼できる会社や見積もりの見極め方から
建て替えやリフォーム、リノベーションを
考える時の
計画の立て方や暮らしを楽しむ視点まで
毎日の生活を支えている住まいについて
ハード面だけでなくソフト面からも
色々な角度から丁寧に解説していきます。
今後、このコラムで
「住まいの健康寿命診断士」の立場から
あなたの住まいに役立つ情報を
紹介していきたいと思いますので、
楽しみにしていただけたら嬉しいです。
そして、もしご希望であれば、
あなたの住まいも気づかぬところで
問題が起こっていないか、
「健康寿命診断士」の私、高橋が診断に
伺いますので、ご希望の方は
こちらからお問い合わせくださいね。
