夫婦二人暮らしのための大人世帯のリノベーション

築20~30年くらいのお住まいの場合、
子どもさんが自立されて家族構成が変わったり、
お住まいでの過ごし方が変わったりするなど、
様々な変化に対応するリノベーションのご要望を
いただきます。

 

お客様と時間をかけて打合せをさせていただき、
お住まいにどんな「魔法」をかけることができるか、
知恵を絞ってプランニングさせていただいています。

 

こんにちは。
群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)
住まいの魔法使いの高橋です。

 

今回は、子育てを終えお住まいの中心がご夫婦に戻るなど
大人世帯が暮らすお家のリノベーションについて
お話させていただきます。

 

キッチンは誰のためにある?

キッチンへ全く入ることのないご主人に
「私が動けなくなったり、何かあった時のために
おかずの1~2品は作れないとだめよ。」
と奥様がおっしゃいました。

 

ご主人はコーヒーがお好きな方で、
自分で、豆を選んで、挽(ひ)いて淹(い)れて
コーヒーを飲むのが好きとのことでしたが、
キッチンの片隅に置かれているコーヒーメーカーは
長く放置されている状態でした。

自分で、豆を選んで、挽(ひ)いて淹(い)れてコーヒーを飲むのが好き

「このコーヒーメーカー使ってないでしょう?」
とご主人にお聞きすると、
「(コーヒーメーカーは)あるのだけど使いづらいから。」
とのことでした。

 

リビングとキッチンは隣り合わせで
行き来できるようには、なっているのですが、
キッチンへの出入り口に閉塞感があり、
荷物が積まれていて入りづらいという印象でした。

 

まずは、荷物を移動させ、閉塞感を解消して、
入りづらい出入口から入りやすい出入口へと
改善する必要がありました。

 

次に、ご主人がキッチンに入って、
コーヒーをいれる準備をしてから、
リビングに移動してコーヒーを楽しめるように、
将来的には、キッチンで料理もできるように、
そのためにはどう工夫すればよいのか、考えました。

 

キッチンとリビングをつなぐ大きな壁は
キッチン側から見ると
壁全面が食器棚食品ストックの役割を果たす
大きな収納壁になっていました。

 

収納壁の一部には、キッチンとリビングの両方から
食器などをやり取りできるオープンスペースが設けられ、
造りつけの簡易的なテーブルカウンターもありました。

 

そこで、収納壁全体を使い勝手のよいものに造り変え、
積み上げられた荷物の収納ができるようにしました。

 

また、元々設けられていた収納壁のオープンスペースを活用し、
そこにコーヒーメーカーを置かせていただきました。

収納壁のオープンスペースにコーヒーメーカーを置かせていただきました

水やお湯を準備するためにキッチンに入り、
コーヒーメーカーにセットしてから
リビングに戻ってコーヒーが抽出されるのを待ち、
出来上がったらリビング側でコーヒーカップに注ぎ、
リビングテーブルに運ぶことができます。

 

ちょっとした事ですが、人生が変わってきます
日常的なストレスを解消するのはもちろん大事ですが、
将来的なこと、趣味や趣向に繋がってくるところに、
リノベーションでお応えすることも大切だと思います。

 

先日、お伺いしたところ、
ご主人が料理を補助的に手伝うようになりましたと
奥様にお聞きしました。

 

少しずつかもしれませんが、
もっと大きな変化になってくると思います。

 

対面式キッチンとセミクローズのキッチン

20~30年前のキッチンは壁付けタイプが多く、
リビングからは見えない造りになっていることが多いです。

 

目線が気にならないため、
落ち着いて水仕事ができる利点があり、
一人でコツコツ作業したい人にはちょうどよい造りです。

壁付けタイプのキッチンは、目線が気にならないため、落ち着いて水仕事ができます

最近主流なのは対面式キッチンで、
キッチンとリビングがオープンになっているため、
家族全員がキッチンに入りやすい造りで、
ご家族との会話を楽しんだり、子どもの様子を見ながら
家事ができるのが特徴です。

 

どのタイプのキッチンにするか
ご家族それぞれのライフスタイルに合ったものを
選択されると良いかと思いますが、
対面式キッチンからセミクローズに変えるリノベーションが
最近になって増えてきました。

 

ご家族が多い時は、
対面式キッチンが使いやすかったけど、
ご夫婦二人になり、例えば、
ご主人はリビングの一角を使って趣味を楽しみ、
奥様はキッチン料理やお菓子づくりをする場合、
対面式キッチンだと、お互いの目線が交錯して
落ち着かないという理由です。

 

お互いが別方向を向いて作業していて、
たまに目線が合うくらいがちょうど良い距離感になり、
同じ空間だけど、パーソナルスペースも確保できる、
セミクローズタイプのキッチンへと造り変えることも
あります。

セミクローズタイプのキッチンはパーソナルスペースも確保できます

同室でもパーソナルスペースを確保

ご夫婦の寝室もキッチンと同じようなご要望があります。
同室にいてお互いの気配を感じながらも
パーソナルスペースを確保するというものです。

 

仲のよいご夫婦でも、
就寝時間や就寝前の過ごし方はそれぞれです。

 

「眠たいから早く電気を消してほしい」
「少し本を読んでから眠りたい」
こうなると、消灯するか、電気を点けておくか、
どちらかが合わさなければなりません。

 

レイアウトを変えたり、間仕切りを工夫するなど、
目線が隠れるように目隠しをして、
それぞれがナイトランプを使うようにすると、
思い思いの就寝時間が過ごせるようになります。

レイアウトを変えたり、間仕切りを工夫すると、同じ部屋でもプライベート空間を確保できる&ふくろうキャラクター(ぷく・ふくお・ふくこ)

例えば、横並びでくっついていたベッドを少し離して、
ベッドとベッドの間に、上半身が隠れるくらいの長さまで
間仕切りや壁を作って、空間を2つに分けると
それだけでプライベートな空間が出来上がります。

 

健康長寿リノベーションをした我が家も
目隠し部分の長さは短いですが、
そのようなレイアウトを取り入れています。

 

ふくろうはうす 暮らしの見学会
に参加されたお客様に説明させていただくと、
「こんな感じで分けられるのですね。」と
ご納得いただけます。

 

リノベーションをご計画のお客様は、
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」に
お越しいただき、リノベーションを体感してみてください。

 

私たちが実際に暮らしている家から、
暮らしのヒント気づきなど、
受け取ってお持ち帰りいただけたら幸いです。

 

そして、ふくろうはうすでは、現場監督、大工の募集
行っております。

人間性や意欲、仕事ぶり、本人の希望など確認しながら、
次期、後継者候補として育てていくことも考えておりますので、
この道で活躍していきたい方は、ぜひ、応募ください。

ご応募はこちら

 

ご経験のある方には積極的に現場監督をお任せして
活躍いただきたいと思っております。

 

次回は「築100年以上のお住まいには歴史が刻まれていました」
のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。

 

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