ふくろうはうすへのお問い合わせは、
お電話でいただくことが多いです。
そんな中で、
既に施工をさせていただいているOB様から
十数年を経て、再度リフォームしたいなどの
リピートをいただくことが増えてきました。
中には、2回のリフォームを経たあと、
息子さんやお孫さんと一緒に住むことになったため、
2世帯住宅へ全面改修したいと、
3度目のご相談をいただくこともあります。
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また、お客様からのご紹介でご縁が繋がり、
施工をさせていただくことも多いです。
お陰様で、地域密着型の工務店として、
お住まいのお悩みの解決という位置付けで、
仕事をさせていただいています。
今回は「地域のコミュニティ」や「地産地消」
について、私の思うところをお話したいと思います。
不用品処分から出会う掘り出し物
リノベーションを行う際に
家の不用品処分を行うことがありますが、
思わぬ掘り出し物に出会うことがあります。
掘り出し物と言っても、
私にとっての、という意味で、
お客様にとってはガラクタでしかありません。
しかし、中には、お客様にとっても
思い出の詰まった懐かしいものが
出てくることもあります。
昨年、ご実家をリノベーションするための
不用品処分をお客様と一緒に行っていて、
長年放置していた屋根裏部屋を片付けていると
子どものころに夢中になっていた「学研の科学」
の組み立てキッドがありました。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2024/01/24534198_s-生活感のある倉庫部屋.jpg)
お客様とは同世代のため、
懐かしさについ目が留まってしまい、
当時の思い出話で盛り上がりました。
何か見つける度に、お客様と顔を見合わせ、
片付けどころじゃなくなるため、
一緒に作業しているスタッフに「まだですか?」と言われ、
「片付けなきゃ」と我に返り、
手を動かすという繰り返しでした。
そんな中で、
私が最も興味深かったのは「短波ラジオ」でした。
お客様は
「高橋さん、修理できますよね(笑)。
持って帰って使ってください。」
と、おっしゃいました。
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壊れていて、受信の出来ない状態でしたが
どこがどんな風に機能しなくなったのか、
お客様から経緯を伺い、
「パーツの交換や調整について調べてみますが、
多分復活するでしょう。」と応えました。
ラジオの部品になりそうなものや、
それ以外にも使えそうなものを見つけて
お客様に了解をいただき、
持ち帰らせていただきました。
「短波ラジオを修理して、直ったら持ってきます。」
とお約束して、不用品処分は終了しました。
こうして、掘り出し物を見つけるたび、
別の場所で何かに生まれ変わるかもしれないと、
持ち帰って待機させています。
手作り感満載の「ふくろうはうす感謝祭」
毎年、秋に開催している「ふくろうはうす感謝祭」は、
昨年、5回目を迎えました。
昨年も、手作りのピザ窯を引っ張り出してきて、
出来立てのピザをお客様に楽しんでいただきました。
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練炭ストーブを使っていますが、
慣れれば火加減のコントロールは難しくないため、
「ふくろうはうす感謝祭」の他にも
春先にバーベキューの横でピザを焼いたり、
夏場の納涼会などでも活躍しています。
ピザの他にも、ピラフやパエリアを
炊いたりすることができます。
海鮮のパエリアを作ってみましたが、
結構香ばしく出来上がりました。
一工夫加えれば、いろいろと応用が効きそうなので、
お試しで作って振る舞いたいと考えています。
「ふくろうはうす感謝祭」は、
ご縁でつながった地域のお客様に
ほっこりしていただく時間になればと、
毎年、手作り感満載で開催しております。
昨年の「ふくろうはうす感謝祭」では、
抽選会を行い、お客様にプレゼントをお渡ししました。
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プレゼントの中には、
ふくろうはうすとご縁をいただいたお店などで使える
チケットも準備しました。
「こんなお店があったのですね?知らなかったです。」
「このお店に一度行ってみたいと思っていました。」
など好評でした。
個人でエステなどを経営されているお店などは、
初めて訪ねるには少々敷居が高いという人もいらして
「これを機会に行ってみたいです。」
と喜ばれました。
「地域のコミュニティ」での繋がり
「ふくろうはうす感謝祭」で感じたことは、
地域には知らないお店が意外とたくさんあり、
何かのきっかけでお店を知って
ファンになる可能性があることです。
口コミやお客様の紹介など、
横のつながりで成り立っているけど、
なかなか、それ以上に広がらないとお悩みの
オーナーさんもいらっしゃいます。
ふくろうはうすとのご縁でつながった人と人の間に
新たな繋がりができ、顔見知りになったり、
そこから仕事へと繋がっていったりと
地域でのつながりやコミュニケーションを
大切にしたいと思っています。
地産地消に例えられるように、
なるべく地域の中で頑張っている人が
地域のコミュニティの中で活躍できるような
お手伝いができればと思っています。
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「残す・伝える・繋がる」は
ふくろうはうすの普遍的なテーマです。
小さな一歩ではありますが、地域が元気になるよう、
「ふくろうはうす感謝祭」をはじめ、
私に出来ることを続けていきたいと思っています。
「ふくろうはうすの住まいるライフ」(FM桐生毎週水曜日12:40分~)はこちら
YouTube チャンネル「ふくろうはうすの住まいるライフ」はこちら
群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋でした。
次回は「100年間使った『五右衛門風呂』からユニットバスへのリフォーム」
のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。