外観を含めたお住まいのたたずまいは、
お住まいの印象を決めます。
外観を整えるエクステリアやお庭造りについて、
これまで2回に渡ってお話させていただきましたが、
3回目の今日は、ガレージ造りと家庭菜園作りについて
お話させていただきます。
家庭菜園はみちこ食堂のおいしさの秘密♪
リフォーム・リノベーション専門店
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋です。
突然ですが、ここでクイズを出します!
30~40年前までの外玄関に必ずというほどあったのに、
最近見かけなくなったものは何でしょう?
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答えは「表札」です。
以前は、住んでいる家族全員の名前が並べられた表札が
当たり前のように掛けられていました。
サザエさんの波野家の表札みたいなイメージですね♪
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/波野家表札-300x200.png)
現在は、苗字のみ書かれたプレートが、郵便受けなどに
さりげなく取り付けられることが多いです。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/1037782_s.jpg)
オープンに暮らしていた時代から、
個人情報を守るクローズな現在へと
ずいぶんと世の中の流れが変わりました。
郵便箱と趣味の車やバイクいじりのためのガレージ
お住まいの外構に設置する郵便受けですが、
お家の雰囲気に合わせて、
鳥の巣箱のような凝ったタイプのものがあり、
プレートにはローマ字で苗字が書かれているものが人気です。
また、最近は宅配ボックス設置の需要が増えました。
この2年で、在宅勤務が増えたことや、
外部との接触制限などにより、
お家で過ごす時間が増えたためですが、
趣味を楽しむためのガレージを造る人や
家庭菜園を始める人も増えました。
最近、施工させていただいた案件では、ガレージを
山小屋風にしたいというリクエストをいただきました。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/22956456_s.jpg)
「周りの環境に合わせて工夫して造ってほしい」
とのご要望だったため、お庭の緑の自然に溶け込んだ、
ウッディな雰囲気に仕上げました。
このようにコロナの影響により、
自分の時間ができたため、趣味の車やバイクいじりを
楽しむ人が増えてきています。
実は、私の弟がハーレーに乗っているのですが、
過去にバイクガレージの施工をしたこともあります。
空き部屋を利用してビルトインガレージにするため、
外に面した9畳の部屋の床を潰して、
土間コンクリートを打ったのですが、
工具やバイク道具を収納するための棚や椅子などを置くと
ハーレーの秘密基地が出来上がりました。
外から見ると何の変哲もないガレージですが、
中に入るとビックリ!のウッディな感じに仕上がっています。
弟も基本「ものづくり」が好きですので、杉板を天井や壁に張って、
山小屋風に造り上げていました。
また、全体の照明を暗めにして、背後から間接照明を使って、
ハーレーを照らしていますので、カフェのような雰囲気になっています。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/29657_s.jpg)
この手作りの特別な空間で、弟はハーレーを眺めたり、
バイク以外の趣味の自転車のパーツを組んだりバラしたり
して楽しんでいます。
断熱兼防音を施した楽器演奏用のガレージ
楽器が趣味の人は演奏用のスペースとして
ガレージを造ることもあります。
トランペットやサックスなどは演奏すると、
かなり大きな音が鳴り響きます。
そこで、心置きなく演奏をするために、
防音を施したガレージを造って、自分だけの居場所を確保し、
音楽の雰囲気に浸りたいというご意向です。
実は、過去にライブハウスを作った経験もあり、
重低音域、中音域、高音域の、どの音域をカットするかで
遮音の方法が違いますので、目的に応じて造り込んでいきます。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/24-1024x683.png)
固い音、低い音は柔らかい素材に吸収されますので、
断熱材のロックウールとグラスウールを重ねると
重低音域が遮断されます。
逆に、高音域については、硬質系の堅い素材が向いていますので、
厚さ2~3mmくらいの硬質系の遮音シートと
堅いタイプのグラスウールを貼り合わせると、
断熱兼防音の効果があります。
遮音のための素材は、密度の高いものを使うと良いのですが
断熱素材は密度があまり高くないため、
断熱兼防音にするためには、音域によって遮音のための素材を変え、
素材を断熱材に貼り付けて使うこともあります。
お住まいの環境や建物の構造の違いで、
音の伝わり方も変わってくるため、
素材を使い分ける必要があります。
仲間でバンドを組んで活動しているお客様から
10~12畳のスペースを使った防音室のご依頼や、
グランドピアノを置いている部屋の防音をご希望のお客様に、
二重三重に遮音する施工をご提案したこともあります。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/1453849_s.jpg)
リフォームの場合は、新築時とは違った見方が必要となり、
遮音についても、複合的に診ていかなければならないことが
多くなります。
音の伝わり方の特性から、どのように防音を実現するのか
最適な方法を探っていきます。
健康的でおいしい野菜作りのための家庭菜園
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/24016911_s.jpg)
コロナ禍により、お家で過ごす時間が増え、趣味を楽しむため、
家庭菜園を始める人も増えてきました。
庭の一角に家庭菜園用の場所を取り、土を入れて、
作りたい野菜に合わせて肥料などの調整をしながら、
野菜を育てるための土を作っていきます。
乾燥、湿潤のどちらを好むか、夏野菜か冬野菜か、
などの違いで、土の整え方を変えていきます。
例えば、夏野菜と冬野菜の両方を作りたい場合には、
畑を半分に分けて、夏場に半面だけで夏野菜を作り、
残り半面は土を休ませておきます。
全面を使って、夏冬とも野菜を作り続けると、
育ちが悪くなります。
色々な種類を作りたいと欲張って、夏野菜を密に植えると
土の中の成分(窒素、リン、カリウムなど)の
比率が変わってきます。
夏野菜は、カリウムをたくさん使って成長するため、
その土のままだと、カリウム不足のため、
冬野菜を植えても成長が鈍くなります。
夏野菜が終わったら、その部分の土を除けて、
休ませておいた半分の土を混ぜてならし、
少し間をあけて、冬野菜の下準備を始めると良いですね。
ふくろうはうすの駐車場の一角には、
ねこの額ほどの畑が2ヶ所あり、
私のおふくろが野菜を作っています。
畑をだいたい半分に分けて、
夏と冬の両方の野菜を育てていますが、
朝に畑で獲れた野菜が調理されて、お昼の食卓に並びます。
名付けて「みちこ食堂」(みちこはおふくろの名前です)は、
社員食堂です(笑)。
![](https://fukurouhouse.jp/wp-content/uploads/2022/07/1217727_s.jpg)
私が幼い頃から、親父が耕運機を使って畑を耕し、
野菜を植えて育てるのがおふくろの仕事でした。
農薬を使わないため、形は悪いのですが、
畑で獲れた野菜と買ってきた野菜の味の違いはわかります。
買ってきた野菜は硬くて苦い感じですが、
畑の野菜は、生で食べるとほのかな甘みがあり、
苦味、えぐみもほとんど感じません。
家庭菜園で、野菜を育てる楽しさ、調理して食べる楽しさ、
家族や友達に振る舞う楽しさを味わっていただけたら嬉しいです♪
外構、ガレージや庭づくりのことなら
「住まいの健康寿命診断士」の私、高橋まで
お気軽にご相談ください。
お家の個性や周りの環境などを含めてトータルで
外回りを整えるお手伝いをさせていただきます。
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」は、
私、高橋が「健康長寿リノベーション」を行い、
その後5年ほど暮らしている家をそのまま公開していますので、
外構や庭もご覧いただけます。
現在、オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」に
ご参加くださった方には、もれなく
(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」を
プレゼントさせていただいていますので、
この機会に是非お申し込みください。
群馬県桐生市にお住まいの方はもちろん、
みどり市、太田市、伊勢崎市、前橋市の近隣にお住まいの方も
お気軽にお越しくださいね。
次回は「着工前のお清めや地鎮祭(じちんさい)などの神事を行う理由」
のテーマで準備しています。
お読みくださると嬉しいです。