外観を含めたお住まいのたたずまいは、
お住まいの印象を決めます。
外観を整えるエクステリアやお庭造りについて、
これまで2回に渡ってお話させていただきましたが、
3回目の今日は、ガレージ造りと家庭菜園作りについて
お話させていただきます。
家庭菜園はみちこ食堂のおいしさの秘密♪
リフォーム・リノベーション専門店
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋です。
突然ですが、ここでクイズを出します!
30~40年前までの外玄関に必ずというほどあったのに、
最近見かけなくなったものは何でしょう?
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答えは「表札」です。
以前は、住んでいる家族全員の名前が並べられた表札が
当たり前のように掛けられていました。
サザエさんの波野家の表札みたいなイメージですね♪
現在は、苗字のみ書かれたプレートが、郵便受けなどに
さりげなく取り付けられることが多いです。
オープンに暮らしていた時代から、
個人情報を守るクローズな現在へと
ずいぶんと世の中の流れが変わりました。
郵便箱と趣味の車やバイクいじりのためのガレージ
お住まいの外構に設置する郵便受けですが、
お家の雰囲気に合わせて、
鳥の巣箱のような凝ったタイプのものがあり、
プレートにはローマ字で苗字が書かれているものが人気です。
また、最近は宅配ボックス設置の需要が増えました。
この2年で、在宅勤務が増えたことや、
外部との接触制限などにより、
お家で過ごす時間が増えたためですが、
趣味を楽しむためのガレージを造る人や
家庭菜園を始める人も増えました。
最近、施工させていただいた案件では、ガレージを
山小屋風にしたいというリクエストをいただきました。
「周りの環境に合わせて工夫して造ってほしい」
とのご要望だったため、お庭の緑の自然に溶け込んだ、
ウッディな雰囲気に仕上げました。
このようにコロナの影響により、
自分の時間ができたため、趣味の車やバイクいじりを
楽しむ人が増えてきています。
実は、私の弟がハーレーに乗っているのですが、
過去にバイクガレージの施工をしたこともあります。
空き部屋を利用してビルトインガレージにするため、
外に面した9畳の部屋の床を潰して、
土間コンクリートを打ったのですが、
工具やバイク道具を収納するための棚や椅子などを置くと
ハーレーの秘密基地が出来上がりました。
外から見ると何の変哲もないガレージですが、
中に入るとビックリ!のウッディな感じに仕上がっています。
弟も基本「ものづくり」が好きですので、杉板を天井や壁に張って、
山小屋風に造り上げていました。
また、全体の照明を暗めにして、背後から間接照明を使って、
ハーレーを照らしていますので、カフェのような雰囲気になっています。
この手作りの特別な空間で、弟はハーレーを眺めたり、
バイク以外の趣味の自転車のパーツを組んだりバラしたり
して楽しんでいます。
断熱兼防音を施した楽器演奏用のガレージ
楽器が趣味の人は演奏用のスペースとして
ガレージを造ることもあります。
トランペットやサックスなどは演奏すると、
かなり大きな音が鳴り響きます。
そこで、心置きなく演奏をするために、
防音を施したガレージを造って、自分だけの居場所を確保し、
音楽の雰囲気に浸りたいというご意向です。
実は、過去にライブハウスを作った経験もあり、
重低音域、中音域、高音域の、どの音域をカットするかで
遮音の方法が違いますので、目的に応じて造り込んでいきます。
固い音、低い音は柔らかい素材に吸収されますので、
断熱材のロックウールとグラスウールを重ねると
重低音域が遮断されます。
逆に、高音域については、硬質系の堅い素材が向いていますので、
厚さ2~3mmくらいの硬質系の遮音シートと
堅いタイプのグラスウールを貼り合わせると、
断熱兼防音の効果があります。
遮音のための素材は、密度の高いものを使うと良いのですが
断熱素材は密度があまり高くないため、
断熱兼防音にするためには、音域によって遮音のための素材を変え、
素材を断熱材に貼り付けて使うこともあります。
お住まいの環境や建物の構造の違いで、
音の伝わり方も変わってくるため、
素材を使い分ける必要があります。
仲間でバンドを組んで活動しているお客様から
10~12畳のスペースを使った防音室のご依頼や、
グランドピアノを置いている部屋の防音をご希望のお客様に、
二重三重に遮音する施工をご提案したこともあります。
リフォームの場合は、新築時とは違った見方が必要となり、
遮音についても、複合的に診ていかなければならないことが
多くなります。
音の伝わり方の特性から、どのように防音を実現するのか
最適な方法を探っていきます。
健康的でおいしい野菜作りのための家庭菜園
コロナ禍により、お家で過ごす時間が増え、趣味を楽しむため、
家庭菜園を始める人も増えてきました。
庭の一角に家庭菜園用の場所を取り、土を入れて、
作りたい野菜に合わせて肥料などの調整をしながら、
野菜を育てるための土を作っていきます。
乾燥、湿潤のどちらを好むか、夏野菜か冬野菜か、
などの違いで、土の整え方を変えていきます。
例えば、夏野菜と冬野菜の両方を作りたい場合には、
畑を半分に分けて、夏場に半面だけで夏野菜を作り、
残り半面は土を休ませておきます。
全面を使って、夏冬とも野菜を作り続けると、
育ちが悪くなります。
色々な種類を作りたいと欲張って、夏野菜を密に植えると
土の中の成分(窒素、リン、カリウムなど)の
比率が変わってきます。
夏野菜は、カリウムをたくさん使って成長するため、
その土のままだと、カリウム不足のため、
冬野菜を植えても成長が鈍くなります。
夏野菜が終わったら、その部分の土を除けて、
休ませておいた半分の土を混ぜてならし、
少し間をあけて、冬野菜の下準備を始めると良いですね。
ふくろうはうすの駐車場の一角には、
ねこの額ほどの畑が2ヶ所あり、
私のおふくろが野菜を作っています。
畑をだいたい半分に分けて、
夏と冬の両方の野菜を育てていますが、
朝に畑で獲れた野菜が調理されて、お昼の食卓に並びます。
名付けて「みちこ食堂」(みちこはおふくろの名前です)は、
社員食堂です(笑)。
私が幼い頃から、親父が耕運機を使って畑を耕し、
野菜を植えて育てるのがおふくろの仕事でした。
農薬を使わないため、形は悪いのですが、
畑で獲れた野菜と買ってきた野菜の味の違いはわかります。
買ってきた野菜は硬くて苦い感じですが、
畑の野菜は、生で食べるとほのかな甘みがあり、
苦味、えぐみもほとんど感じません。
家庭菜園で、野菜を育てる楽しさ、調理して食べる楽しさ、
家族や友達に振る舞う楽しさを味わっていただけたら嬉しいです♪
外構、ガレージや庭づくりのことなら
「住まいの健康寿命診断士」の私、高橋まで
お気軽にご相談ください。
お家の個性や周りの環境などを含めてトータルで
外回りを整えるお手伝いをさせていただきます。
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」は、
私、高橋が「健康長寿リノベーション」を行い、
その後5年ほど暮らしている家をそのまま公開していますので、
外構や庭もご覧いただけます。
現在、オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」に
ご参加くださった方には、もれなく
(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」を
プレゼントさせていただいていますので、
この機会に是非お申し込みください。
群馬県桐生市にお住まいの方はもちろん、
みどり市、太田市、伊勢崎市、前橋市の近隣にお住まいの方も
お気軽にお越しくださいね。
次回は「着工前のお清めや地鎮祭(じちんさい)などの神事を行う理由」
のテーマで準備しています。
お読みくださると嬉しいです。