「きりゅう暮らし応援事業(住宅リフォーム助成)補助金」&「先進的窓リノベ2024事業」の申請


「ふくろうはうす」のホームページでも
お知らせさせていただいておりますが、
きりゅう暮らし応援事業(住宅リフォーム助成)補助金
は、毎年4月1日に提示され、
4月中旬から申請受付開始されます。



今年2024年度も、おそらく、同じ流れで
補助金申請の募集が行われると思いますので、
ご希望の方に間に合うように、
リフォーム時に申請できる補助金について
お話させていただきたいと思います。



補助金申請を行うための主な流れについては、
以前のコラムでお話していますので、
参考にしていただけると嬉しいです。

[blogcard url=”https://fukurouhouse.jp/knowledge/reform-subsidy”]



リフォーム・リノベーションを行う際に、
補助金制度を上手に活用すると、
施工費用の一部を補うことができます。



自治体の補助金、特に桐生市の補助金は、
人気が高く、申請する人も多いため、
予算枠がすぐいっぱいになり、
申請受付が早々終了する傾向にあります。



4月受付の桐生市の補助金申請を意識して、
昨年2023年9~10月くらいから、
半年くらいかけて、リノベーションの計画について
ご相談対応させていただいているお客様がいらっしゃいます。



また、国の補助金として、昨年2023年に引き続き、
先進的窓リノベ2024事業」が決定し、
断熱窓への改修(リフォーム)工事を対象として、
2024年3月下旬ごろから、補助金の受付が始まります。



上記補助金は、2023年11月2日以降に、
着手した工事が対象となりますので、既に施工を終え、
先進的窓リノベ2024事業」の補助金について、
申請を待たれているお客様もいらっしゃいます。





国が実施する「先進的窓リノベ2024事業」


国が実施する「先進的窓リノベ2024事業」は、
去年の事例を参考にすると、
家1軒丸ごとのリフォームで、サッシ交換を中心に、
平均して100万円くらいの補助金が
給付されている計算になります。



窓の施工だけをクローズアップすると、
例えば、サッシの交換だけで
実質200万円の施工費がかかったとすると、
半額の100万円くらいは補助金で補えるため、
補助金の比率としては大きいと言えます。



前回のコラムでご紹介させていただいたお客様は、
窓断熱のご相談をいただき、
断熱サッシへの交換を行いましたので、
国の補助金の申請対象となり、
現在申請待ちの状態です。



補助金の申請に適応する窓の種別、種類、
シリアルナンバーを控えておいて、
受付開始後に申請手続きを行います。



施工は完了していますので、あとからになりますが、
補助金が給付されて、工事費と相殺されるイメージです。



また、断熱サッシへの交換に加え、
断熱や節水などの機能などを持ち、
エコ商品として認定されたものを
併せて施工すると、補助金の対象になります。



例えば、
保温性の高い高断熱浴槽
壁などを断熱化されたユニットバス、
他には、節水型水栓金具を使っている
お風呂、洗面化粧台、トイレ、キッチンなど、
省エネタイプの認定を受けたものに対して
一部適応があります。



どの製品が補助金の適応対象であるかについては、
個別にご相談に乗らせていただきます。



ちなみに、断熱窓改修が伴う場合にのみ、
補助金の適応になりますので、
ご注意くださいませ。





国の補助金と桐生市の補助金の両方の申請が可能!


大型リノベーションを計画中のお客様は、
内窓サッシの設置など断熱化を含めた複合的な施工で、
桐生市の補助金国の補助金両方を申請すると、
合計で最大二百数十万円くらいの申請ができます。



国の補助金「先進的窓リノベ2024事業」と
桐生市の補助金申請予定で、
昨年の秋ぐらいからリノベーションの
準備を整えている2組のお客様がいらっしゃいます。



電気代が高くなったため、省エネになるよう、
同時に、耐震化も視野に入れたリノベーションについて
見積もり、プランを進めてきました。



長年使って古くなった水回りの中で、
一番ダメージを受けているのがお風呂周りです。



今回、「住まいの健康寿命診断」の結果
2組ともお風呂周りがシロアリで傷んでいました。



傷んだ部分の補修と躯体の補強が必要ですので、
この機会に、古くなったお風呂を交換して、
断熱強化を行うことにしました。



うち1組は、息子さんご家族と同居するための
二世帯住宅リノベーションです。



十数年使っていなかった2階を息子さん夫婦の
居住スペースにすることになったため、
2階はそっくり一新して、若干の間取り変更
行うことになりました。



天井を取り払い、柱・梁などの構造材に
手を入れる必要があったため、
2階はほぼスケルトン状態にして、
天井、壁に断熱材を入れることができました。



1階はお風呂を中心とした部分リノベーションのため、
全体に断熱材は入りませんが、
家全体の窓にペアガラスの内窓を設置するため、
見違えるほど過ごしやすくなります。



また、国の「先進的窓リノベ2024事業」の補助金率を
最大限に活用することもできます。



この事例では、ざっと計算すると、
窓工事費用は、おおよそ150万円くらいになります。



内訳は、掃き出し窓1ヶ所
他に大小はありますが、腰窓が11ヶ所
それに、キッチンの引き違いを含めた内窓設置
勝手口の交換で、計14ヶ所が窓工事の対象です。



このうち、国の補助金で75万円くらいを
賄うことができます。





「きりゅう暮らし応援事業(住宅リフォーム助成)補助金」の申請


1階のお風呂について、
当初は必要最小限で直す予定でしたが、
住まいの健康寿命診断」を行った結果、
相当なダメージが見つかり、
大がかりな補修を行うことになりました。



もともと0.75坪のお風呂でしたが、
「お風呂が狭い。もう少しゆったりと入りたい。」
というご要望がありました。



お風呂場の土台、柱のダメージを解消するには、
外側、内側の全体取り払う必要がありました。



2階に若干の間取り変更があるため、
壁の量の不足分のバランスを取る意味も含めて、
1坪サイズのお風呂を入れると
それなりの費用はかかっても、同時に、
構造体の補強もできるというご提案を
させていただき、ご納得いただきました。



また、断熱窓改修が伴う場合に補助金対象となる
断熱化されたユニットバスを使うことも
できました。



1階には、使っていない4.5畳の納戸があり、
開かずの間となっていたため、
ご家族全員が使える
ウォークインクローゼットとして改造しました。



すると、キッチン、ウォークインクローゼット、
お風呂、洗面脱衣室が繋がり、
回れる家事動線が出来上がり、便利になりました。



昨年秋から、リノベーションの計画を進め、
きりゅう暮らし応援事業(住宅リフォーム助成)補助金
の申請に向けて、準備が整っています。



4月中旬の受付開始時に補助金を申請して、受理されると
決定通知書がハガキで届き、着工OKになります。



申請してから受理されるまでに、
1ヶ月くらいかかるため、
早くてもゴールデンウィーク明けから、
5月半ばにかけて、施工開始となります。



国の補助金は、着工時に交付申請の予約を行い、
施工完了後に、補助金の交付申請を行います。



桐生市の補助金申請も、国の補助金申請も
ふくろうはうすが行いますので、
お客様には、必要な書類(住民票など)の準備
申請書類の記入などをお願いしています。



その際の、細かい説明サポートなどは、
きちんと行わせていただきますので、ご安心ください。



補助金を使ったリフォームを検討されている方、
補助金について、更に詳しく知りたい方は、
ふくろうはうすの私、高橋までご相談ください。



先週、補助金に関する動画も投稿してますので、
もしよろしければ、そちらもご覧ください。


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群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋でした。



次回は「地震に備える~『精密耐震診断』の重要性と診断・解析結果の生かし方」
のテーマで準備しています。

楽しみにしてくださると嬉しいです。

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