「住まいの健康寿命診断」を元に施工計画を練ります

この冬は日本列島が寒波に覆われ、
群馬県桐生市も2月半ばまで厳しい寒さが続きましたが、
やっと、日に日に暖かくなってきました。

 

東京では桜が開花したというニュースを聞きました。
暖かい日差しと桜の開花が桐生市にやってくるのも
もうすぐですね。

桜の開花

満開の桜の下でお花見をしたい
群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋です。

 

今回は、昨年2022年の年末から始まった、
私の友人のご実家の施工のお話をさせていただきます。

 

トイレの床からのシロアリ被害

昨年2022年の年末から、私の友人のご実家の施工を
させていただいています。

 

お父さんが亡くなられてから、お母さんはお孫さんと一緒に
ご実家に住まわれているそうです。

 

そのお孫さんがご実家を住み継ぎたいということになり、
まず、外装をきれいにしたいというご相談をいただきました。

 

そこで、外装を見せていただいたのですが、
外壁の一部が変色していました。

 

変色した外壁の近くに木の面格子があり、触れてみると
少し触れただけで、バリバリっと総崩れになりました。

 

そこはちょうどトイレの外側の部分でした。

 

トイレは床と壁がタイル張りのため、もしかしたら、
トイレの床からシロアリが上がっているのではないかと
予測されたため、外壁を剥がしてみると、案の定、
柱と土台がシロアリに喰われていました。

外壁を剥がしてみると、柱と土台がシロアリに喰われていました

そこで、外装だけの施工から一転して、
住まいの健康寿命診断」を行い、
お住まいの現状を把握する必要がありました。

 

20年ほど前には、お風呂にシロアリが発生したそうで、
その時はお父さんがお元気だったため、
お父さんのお知り合いの水道屋さんに工事を
お願いしたそうです。

 

お風呂の隣に洗面脱衣室があり、
その続きにトイレがありますが、当時はトイレにまで
シロアリの被害が及んでいることに気づかなかったと
思われます。

 

この冬の厳しい寒さがこたえるので、トイレに
小型の遠赤外線ヒーターを持ち込んでみたけど、
タイルの冷たさに吸収されて全然暖まらなかったそうで、

 

寒さがどうにもならない上、シロアリも発生したため、
洋式トイレへの交換もしようかという話が上がりました。

 

友人は「お母さんのしたいようにすればいいよ」
とのことでした。

 

念のため、床下全体をくまなく点検すると、
シロアリが上がった形跡が2~3ヶ所ありました。

 

床下の調査の結果次第では、
和室の補修もしなければなりません。

 

床下の写真をお母さんにお見せすると
「すごいことになってるね」と驚かれました。

 

寿命を迎えた給排水管の更新

給排水管の更新

お住まいは築50年くらいで、25年ほど前に一度
大規模リフォームをされていますが、
給排水管については、接続部分だけを交換したようで、
給排水管全体の更新がされていませんでした。

 

50年前の給排水管がそのまま現在まで使われていて、
既に寿命を迎えています。

 

給排水管をそっくり交換するためには、
給水、排水ともに止めなければならなくなりますが、
現在も生活されているため、
必要最小限に水を止める工事が必要です。

 

そのために、新規に排水管を作っておき、
配管を掘り返して、後から切り替える
バイパス工事を行うことにしました。

 

防水パンの水漏れのため床が腐食していた

シロアリに喰われている全てをあらわにしてみると、
トイレの隣の洗面脱衣室の半分くらいまで、
浸食されていたため、解体土台の入れ替え
必要となりました。

 

洗面脱衣室に50年前に設置された洗濯機パン
ありましたので、少し気になり、
「見てみましょう」と提案させていただくと
「防水パンだから、大丈夫でしょう」とのことでしたが、
「怪しいから少しだけ見ましょうか」とお願いして、
調査しました。

洗濯パン

すると、案の定、防水パンが水漏れを起こしていて、
取り除くと床が腐っていました。

 

次々と問題が発覚するので、「なんかエンドレスだね」と
お母さんと一緒に笑い合いました。

 

幸いなことに、20年ほど前にお風呂のリフォームを
されている部分には、シロアリ被害は及んでおらず、
お風呂は手を付けなくてよい状態でした。

 

給排水管の更新を含め、補修が必要なところが
ピンポイントで多岐にわたっているため、
施工の必要な箇所を全部洗い出して、
計画を練り直すことになりました。

 

お住まいを将来的にどのくらい使いたいのか、
から逆算すると、補修方法に違いが出てきますが、
お孫さんに住み継ぐことが決まっているため、
健康寿命診断という観点から、
あと20~30年は最低使えるようにしましょうと
施工のご提案をさせていただきました。

 

現在、トイレが全撤去されて空っぽ状態のため、
トイレの施工を最優先とさせていただき、順序立てて、
施工を進めさせていただくことになりました。

 

今回のように、お住まいを見直すきっかけは、
外装を整える目的であったとしても、
傷んでいる箇所からのSOS
お住まいから発信されていることもあります。

 

放っておくと、お住まいの倒壊のリスクが高まること、
あちこちから水漏れが起こること、など予測されたので、
よいタイミングでお住まいを診させていただくことが
できたと安堵しました。

 

お住まいは定期的に点検、調査して、
不具合については早めに補修、調整しておくと
なるべく長く安全に住み続けることができます。

 

お家で何か気になることがある方、
うちは大丈夫かなと思われる方は、
お住まいの現状と将来どのような手当てが必要なのか、
具体的に把握できる「住まいの健康寿命診断」を
されると安心材料になりますよ。

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次回は「桐生市の『住宅リフォーム助成(補助)金』と
国の『住宅の省エネリフォーム支援』の詳細と申込方法」
のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。

 

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