リフォーム・リノベーションは、『住まいの健康長寿』を考えたプラン作成と施工が大切です!

書籍「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」が
完成して約1ヶ月が経ちました。

 

書籍完成前に、出版準備をしていることをお話すると
興味を持ってくださった方がおられたり、
完成後には、読んでくださった方からご好評をいただいたり、
たいへん嬉しくありがたく思っております。

 

こちらのコラムでも書籍出版記念企画として
書籍の【番外編】を3回にわたって、
特集させていただきました。

 

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住まいの健康長寿」を考えて整えられた環境は、
住んでいる人の身体や心をリラックスさせることができます。

 

新築やリフォーム・リノベーションの計画のある方は
書籍「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!
を是非、お手に取ってくださいね。

 

今回はリフォーム・リノベーションの際に大切な
建物全体のバランスを考えた施工についてお伝えします。

 

お住まいの耐震性、制振性を高めるために

地震対策についての国の方針が「耐震」から「制振」へ
最近になってようやく変わってきました。

 

建物は耐震化するほどダメージが大きくなることが
地震後の家屋調査で明確になってきたためかと思われます。

 

「ふくろうはうす」では制振装置MAK-1(マックワン)
設置して制振化の施工を行っていますが、
構造上の問題や費用の問題で、地震対策ができない場合、
バランスの悪いところだけを補修するご提案を
させていただくことがあります

 

耐震上のウイークポイントとなるところに手を加え
地震時になるべく家が崩れない限界まで
100点満点の少なくとも40~50点を目指しています。

 

耐震基準が改正された昭和56年以前の建物は依然として多く
地震対策も課題が多いのが現状です。

 

「ふくろうはうす」へのお問い合わせ時には
例えば、お風呂のリフォームについてのご相談であっても
建物全体を把握しながら進めていきます

 

そのため、家の耐震性、制振性を診ることになり、
ウイークポイントの補修が優先される場合には、
お風呂の施工をご希望されているお客様に
「お風呂の施工をする前に、ここだけは手を加えましょう」
とご提案させていただくこともあります。

 

見えない場所で構造のダメージが進行!手遅れになる前に出来ること

水回りを中心としたリノベーションを希望され、
見積もりを何社かにご依頼されているお客様から
「ふくろうはうす」にもご相談をいただきました。

 

お客様のお住まいを訪ねると
築約30年のツーバイフォー工法の住宅でした。

ツーバイフォー工法は、
床や壁などの「面」で建物を支える構造で
耐震性、断熱性に優れているという特徴があり、
お客様のお住まいも一見したところ、
耐震性は保たれていると思われました

 

ところがお住まいを詳しく診させていただくと
表面からは見えない場所で傷みが進行している箇所が
見つかりました

 

排水や結露が原因と思われる傷みで、
補修を急がないと家のバランスを崩し
取り返しのつかない事態になると予測できる
構造上の問題が発生していました。

 

お客様に詳しくお話をお伺いすると
数年前に排水の漏れがあり、修理をされたとのことでした。

 

その時の修理に不備があったため、
傷み具合が徐々に進行したようです。

 

何社かに見積もりをご依頼されていましたが、
構造に踏み込んだのは弊社だけだったそうです。

 

また、約10年前にはお風呂が使えなくなり、
補修をされたそうですが、
最近になってまた不具合が発生したとのことで、
その改修も今回のご相談内容に含まれていました。

 

不具合の改修については、各社の見立てがそれぞれ違っていて、
家全体の改修が必要という見方や、
お風呂周辺だけの改修で大丈夫という見方、
実際に(施工を)始めてみなければ
(改修の程度が)わからないというものもあり、
お客様は、どのように判断すればよいのか困惑されていました。

 

また、不具合の原因の究明はなかったとのことでした。

 

まずは、不具合の原因を調べ、建物全体を把握するのが弊社の鉄則なので、
住まいの健康寿命診断」をさせていただきました。

 

例えば、自分が病気にかかったら、
医師の診断を受け、何の病気でどんな治療法があり、
入院や投薬が必要かなどを具体的に説明していただきますよね?

 

お住まいも人の身体と同じことが言えます。

 

不具合や傷みの原因を探り、どの程度のダメージなのか、
どの程度の補修をすれば今後ダメージの心配がないか、など
施工内容と費用について具体的に詳しくご説明します。

 

お客様は見積もりの判断基準がわからずお困りでしたが、
住まいの健康寿命診断」の結果と補修にかかる概算を
お伝えしますので、無駄な費用がかかったり、
あとから必要以上の請求が届いたりする心配はないでしょうと、
お伝えしました。

 

これまで書籍や記事でもたくさん「住まいの健康寿命診断」について
ご紹介させていただいていますが、実は有料サービスであることは、
正式にお伝えはしてなかったかと思いますので、
今回誤解のないようにお伝えしたいと思います。

 

施工させていただけることを前提とするのは
おこがましいと考えておりますので、
弊社プランと他社見積もりを比べてもらって全く構いません

 

ただ、調査診断、見積もりのために最大限の労力を注いでいるため、
通常「住まいの健康寿命診断のみの受注の場合は、
有料とさせていただいています。 

 

しかしながら、弊社プランが最適と判断いただき、ご選択された場合は
住まいの健康寿命診断」の費用は、無料となりますので、
今回、お客様からは改めて「住まいの健康寿命診断」を
お申し込みいただきました。

「住まいの健康寿命診断」からのリノベーション

後日、「住まいの健康寿命診断士」の「五つ道具」を持参し
様々な測定器を駆使して、お住まいを丸ごと診断させていただきました。

 

[blogcard url=”https://fukurouhouse.jp/colum/healthy-life-span-diagnostician/five-tools-to-extend-the-life-of-your-home”]

 

お客様のご希望は水回り中心のリノベーションでしたので、
構造の補修を含めたリノベーションの方法を
考えながらの調査、診断でした。

 

お客様にはお住まいの現状と診断結果、
また、傷み、不具合の原因や進行状況を詳しくお伝えし、
補修の方法やリノベーションとの組み合わせについて
ご説明させていただきました。

 

ウイークポイントとなっている壁を取り除き、
空間を広げ、その分だけ外側に補強壁を作ると、
今まで使い勝手が不便だったところに家事室を設けることができ
家事動線がつながってより使いやすくなります。

 

構造のダメージ部分の補修と空間再生のリノベーションが
同時に実現できる方法です。

 

家の構造のダメージは、お客様にとっては想定外の事態で
思わぬ出費も発生することになりましたが、
デメリットをメリットに変えましょう
上記のご提案をさせていただきました。

 

今回のケースでは、コストダウンできる要素もあったため、
施工全体の費用を抑えることもできました。

 

お住まいごとに様々な特徴がありますので、
いろいろな視点から考え、発想を変えたり工夫しながら
難しい問題を解決する方法を探っています

 

あなたのご自宅について気になることがあれば、
住まいの健康寿命診断」をお申し込みください。

 

ただ今、書籍出版記念企画として
住まいの健康寿命診断をお申し込みいただいた方先着10名様
群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!
(販売価格:1,800円)をプレゼントさせていただいています。

 

住まいの健康寿命診断」のお申し込みはこちらから

 

また、新築やリフォーム・リノベーションの計画のある方は
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」で
(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!
住まいを見学、体験してみませんか?

ふくろうはうす 暮らしの見学会

 

オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」お申し込みの方には、
もれなく(書籍)群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!
プレゼントさせていただいています。

 

リフォーム・リノベーションを検討されている方や
お住まいのお悩みや困りごとがある方は、
この機会にお気軽にご相談ください。
ふくおとふくこがあなたに寄り添い、
あなたに最適な答えをご提案します

 

リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士」こと
ふくろうはうすの高橋でした。

 

次回は「リフォーム・リノベーションを成幸させる5つのステップとは!?」
のテーマで準備しています。
お読みくださると嬉しいです。

[blogcard url=”https://fukurouhouse.jp/knowledge/five-steps-to-a-successful-remodeling-renovation”]

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