書籍「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」を絶賛プレゼント中の
住まいの健康寿命診断士の高橋です。
書籍を読んでくださった方、記事をいつも読んで頂いている
あなたに質問です。
「住まいの健康寿命」を伸ばすために大事なことって何でしょうか?
答えは、私がいつも口癖のようにお伝えしていることですが、
それは定期的に適切なメンテナンスを行うことです。
これはとても大事なことなので、パッと答えが出なかった方は
メモしておいてくださいね。
さらにもう少しお話しさせていただくと、
建材は湿気や日照による影響を受け、
施工してからしばらくはいろいろな変化が起こります。
新築や大規模リフォーム・リノベーション後には特に、
建具の開け閉めや給排水、屋根や外壁などの変化に対する調整が
度々必要になる場合もあります。
今回のコラムでは、下記目次をテーマにお話ししていきますね。
新築や大規模リフォーム・リノベーションのお引渡し後は建材の変化が現れやすい
「ふくろうはうす」では、新築や大規模リフォーム・リノベーションの
お引渡し後、3ヶ月目、6ヶ月目、1年目とこまめに定期点検を行います。
お引渡し後の1年間は特に建材の変化が現れやすいため、
屋根や外壁の状態、建具の開閉の具合、壁紙の剥がれがないかなど、
念入りにチェックしていきます。
例えば、壁紙の剥がれを例にしてお話します。
クロスは約1メートルおきに継ぎ目があるので、
その継ぎ目や壁の隅に開きや剥がれが出ていないかなどの
チェックをします。
クロスを貼っているのりが乾燥しすぎると
剥がれが起こりやすくなるので、
エアコンをよく使う部屋は
クロスの剥がれが起こりやすくなっています。
また、南向きや東向きの開口部が大きい部屋、
風通しのよい部屋は、温度や湿度の変化が起きやすいので、
チェックが必要です。
壁に無垢材を使っている場合は、
木材の特性で水分の吸収と放出を繰り返すために
壁の表面に自然なひび割れができますので、
注意して診ていくことが大切です。
このように、お住まいを細かく診ていきますが、
新築して1年目の定期点検が終了した後は
1年おきに点検を行います。
建材の素材の違いで劣化の進行速度に差はありますが、
新築後1年目の経過状況から、5年後の予測がつきます。
3年目~5年目の経年変化の状態を診ると、10年先の予測がつきます。
メンテナンスの時期や内容、費用などを長期的に把握すると、
お住まいの維持管理が具体的になり、
安心して快適に住み続けることができます。
お住まいの健康長寿と理想の住まい方を考える
築20年を迎えるころに、お住まいの今後について
見直すタイミングがやってきます。
セカンドライフを見据えた人生設計や、
お住まいを子どもさんに住み継ぐかどうかなどで、
リフォーム・リノベーションやメンテナンスの
方法や手段が異なります。
定期的なメンテナンスで住まいの健康寿命を延ばすのはもちろんですが、
「暮らし」についてしっかり考える必要があります。
住まいと住む人の心や体はつながっています。
健康長寿の家に住み続けることはできても、
ライフスタイルに合わなければ、
充実した人生を手に入れられず、
家族や友人との時間を楽しむことはできません。
趣味や好きなことのための時間を確保したり
お住まいでの理想的な過ごし方を叶えるために
ご家族みんなで話し合うことが「暮らし」を考える第一歩です。
5つのステップで叶える家族の理想の暮らし
リフォーム・リノベーション、メンテナンスの方法を
明確にするため、5つのステップを踏んでいくと、
ご家族の理想の暮らしにより近づくことができます。
ステップ1「理想の暮らしを考える」
まずは、理想の暮らしを家族みんなで考えて
想いやアイデアについて話し合ってみましょう。
「どんな暮らしがしたいのか」が具体的になり、
リフォーム・リノベーションの中核が出来上がります。
ステップ2「情報を集めイメージする」
最近はインターネットで、お家の間取りや収納の方法、
部屋のインテリア写真や施工のビフォーアフターなど、
あらゆる情報を見ることができるようになりました。
お住まいに取り入れたいものや、気に入ったインテリアなど
見つけたら、集めてイメージを膨らませておきましょう。
また、「ふくろうはうす」で開催している「住まいづくり教室」に
参加されると「お住まい」を作り込んでいくための知識や
大切なポイント、実現してみたいヒントが得られます。
ステップ3「建物の健康状態を『正確』に把握する」
お住まいの現状を家族みんなで点検してみましょう。
点検後に、気づいたことや不具合について
住宅診断を行っている専門家に詳しい調査、診断を依頼しましょう。
あなたが群馬県桐生市近郊にお住まいであれば、
ふくろうはうすに依頼いただければ
「住まいの健康寿命診断」を行いますので、
より明確に把握することが可能になります。
築20年前後になると、家の基礎や構造体などの劣化も進んでくるため、
本格的な点検を受けることをお勧めします。
ステップ4「お金の使い方を見極め、将来を見据えた計画を立てる」
家族で話し合った「どんな暮らしがしたいのか」の内容と
専門家による住宅診断の結果を踏まえて、
リフォーム・リノベーション、メンテナンスの
時期、内容、予算などを盛り込んだ計画書を作成します。
家族の10年先、20年先の将来設計も計画書の中に含めると、
世界にひとつだけの家族の未来予想図が完成します。
ステップ5「信頼できる施工店(パートナー)を選ぶ」
リフォーム・リノベーション、メンテナンスを依頼するための
施工店選びはとても大切です。
特に間取り変更を伴う大掛かりなリノベーションの場合には、
家の基礎、骨組みを視野に入れ、建物全体を総合的に診て、
相対的に判断する力(視点)を持った施工店を選ばれることを
お勧めします。
「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」で家づくり
ステップ1から5まで、手順に沿って進めていけば、
「お住まいの健康長寿」と「理想の暮らし」を
手に入れることができます。
お住まいの現状を知らないまま過ごしていると
不具合が発生してから慌てて補修をすることになります。
また、未計画のまま、思いつくままリフォームを行うと、
後々、不具合に繋がったり、余計な費用がかさんだりすることも
あります。
「家族の未来予想図」としての「計画書」が出来上がると
そのような心配からも解放されますので安心ですよね。
先月、出版した(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」では、
リフォーム・リノベーションを成功させる5つの手順について
より詳しく解説させていただいています。
また、「ふくろうはうす暮らしの見学会」にお越しいただくと、
書籍で紹介している、私の住まいを大改造した
「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」
を体験していただくことができます。
新築やリフォーム・リノベーションの計画のある方は、
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」に
是非、参加してみてください。
ただ今、書籍出記念企画として、
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」お申し込みの方に、
もれなく(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」
(販売価格:1,800円)をプレゼントさせていただいています。
是非、お申し込みの上、受け取っていただけたら嬉しいです♪
「住まいの健康寿命診断」希望の方も
お気軽にお問い合わせくださいね。
「住まいの健康寿命診断」のお申し込みはこちらから
次回は「群馬県桐生市で古民家再生リノベーション!&新しいタイプの障子と畳で
空間もリフレッシュ!」のテーマでお話します。
お読みくださると嬉しいです。