ふくろうはうすへご相談に来られるお客様は、
既に、他業者から見積もりやプランを
提案されているという方が多いです。
そして、お客様から伺うのは
「見積もりやプランがしっくりこない」
という理由が多いです。

そこで、今回から3話に分けて、
「見積もりを比べても、答えが出ない理由」
というテーマでお届けしようと思います。
~シリーズ:見積もりを比べても、答えが出ない理由~
【第1話】 見積もりを比べても、違いがわからない理由
【第2話】 30年間、怖くて使えないベランダ!
【第3話】 予算の中で、家の未来をどう守るか
今回は、第1話
「見積もりの違いがわからない」
をお届けします。
お住まいの現状は見た目だけで判断できない
例えば、外装リフォームのご相談をいただく際には、
まず、屋根や外壁を簡単に見せていただきます。
その際、ときどきお客様から
こんな言葉をいただきます。
「結論から教えてください。」
もちろん、お急ぎの気持ちはよくわかります。
ですが、診断をしている立場としては、
すぐに、結論だけをお伝えするわけには
いかないこともあります。
屋根や外壁の状態は、
見た目だけで判断できるものではないからです。
そのため、私は、まずこうお伝えするようにしています。
「詳しくは『住まいの健康寿命診断』の
結果を整理してからお話ししますが、
今の段階で気になるところが、
いくつかあります。
まずは、ここ、そしてここ、
それからこのあたりです。」
すると、お客様が気にされている場所と、
こちらが気になっている場所が、
まったく違うこともあります。

場合によっては、当初考えていたご予算から
大きく外れてしまうような内容になることもあります。
それでも、本質的な部分をお伝えすることが、
調査診断の役割だと思っています。
見積もりは取ったけれど…
最近は、リフォームの前に
複数の会社から見積もりを取る方が増えました。
それ自体は、とても大切なことです。
ただ、そのあとで、こんなご相談を
いただくことがあります。
「何社かに見てもらって、
見積もりも出してもらったのですが…
どこが違うのか、よくわからなくて。」
さらにお話を聞いていくと、
「実は、家を建てた当時から、ずっと
気になっているところがあるのです。」
と、過去の話にさかのぼることも少なくありません。
家は20年、30年と暮らしていく場所です。
その間には、小さな違和感や、不安が
心に残る出来事があることも。

そこで私は、調査診断の前に
このようにお聞きしています。
「もし差し支えなければ、これまでの暮らしの中で、
何か気になっていたことはありませんでしたか?」
すると、いろいろなお話が出てくることがあります。
・直したいと思いながら、タイミングを逃してしまった
・相談したけれど、結局そのままになってしまった
・職人さんに声をかけづらくなってしまった
・節目で大きな出費があり、後回しになってしまった
事情は本当にさまざまです。
建物を見ていると、見えてくるもの
建物を見ていると、
過去に手直しされた跡が見えることがあります。
そんな時、失礼にならないよう気をつけながら、
お聞きすることがあります。
「もしかして、昔ここで何かありませんでしたか?」
すると、お客様が驚かれることがあります。
「実は…そうなのです。」
そこからお話が止まらなくなることも、
少なくありません。
新築で家を建てたのに、ずっと心のどこかに
引っかかりを抱えながら暮らしてきた。
そんなお気持ちを、長い年月を経て
初めて聞かせていただくこともあります。
だからこそ、
「住まいの健康寿命診断」の前に
「家の歴史」をお聞きすることを大切にしています。
表面だけを見るのではなく、
その家がどんな時間を過ごしてきたのか。

そこに、本当に直すべき場所のヒントが
隠れていることが多いからです。
そして今回のお客様の場合も、
長年心に残っていた出来事が、
少しずつ見えてきました。
それは、2階の間取りとベランダに関係するお話でした。
(第2話へ続きます)
見積もりやプランがしっくりこないという方は
ふくろうはうすの私、高橋まで、
お気軽にご相談ください。
「家の歴史」を紐解くことから、
今のお住まいに必要な手立てや
今後に向けての住まい方までを考えた
提案をさせていただきます。
国の補助金・桐生市の住宅リフォーム補助金の活用サポートはこちら
「ふくろうはうすの住まいるライフ」(FM桐生毎週水曜日12:40分~)はこちら
YouTube チャンネル「ふくろうはうすの住まいるライフ」はこちら
群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋でした。
次回は「【第2話】30年間、怖くて使えないベランダ!
~見積もりを比べても、答えが出ない理由~」
のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。




