【その1】夏祭りと電車の送り火 私の『少年時代』の夏の思い出

暑い日々が続いておりますが、体調は崩されておりませんか?
夏祭りやお盆、花火大会など夏の行事が終わって、
子どもたちは夏休みも残り10日ほどになりましたね。

 

 

毎年、華々しく開催されていた「桐生八木節まつり」も
2年前は中止、去年と今年はかなり縮小され、
大勢で盛り上がるお祭りムードとはかけ離れた、
静かな夏が続いています。

 

桐生八木節まつり」のメイン通り、本町5丁目の交差点の角
FM桐生さんが入られているビルがありますが、
私がラジオ番組に出演していたころに、
ちょうど「桐生八木節まつり」の中継とラジオ放送が、
重なったことがありました。

 

3段に高く組まれた、きらびやかな櫓(やぐら)を中心に、
5万人もの人々集まり、踊り、はしゃいでいる
壮大な景色を目の当たりにして、
息を飲み、感動した思い出があります。

 

私にとっての夏の風物詩「桐生八木節まつり」
活気のある夏が、早く戻ってくることを願っております。

 

こんにちは、桐生八木節まつりのお祭り男
リフォーム・リノベーション専門店
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋です。

 

冒頭でも触れたように、
今日は夏を振り返って、私の「少年時代」について、
少し語ってみようと思います。

 

 

ふくおの「桐生八木節まつり」の思い出

桐生八木節まつり」は、数日の違いはありますが、
だいたい、8月3日4日5日の3日間にわたって行われます。

 

桐生祭り」は地域で行っていた盆踊りから派生したもので、
徐々に大がかりな「桐生八木節まつり」になり、
55万人以上が来場する一大イベントに成長しました。

 

私が子どものころは、お祭りが近づくと大人がそわそわして
仕事が手につかないといった感じでした。

 

もともと桐生市は織物の町として発展したため、
機屋(はたや)さんが、それぞれ個性的で立派な
自慢の櫓(やぐら)を競って組んでいきます。

 

その櫓(やぐら)は、建築会社が協力して組立てるため、
お祭りが近づくと、企業さんが保管されている倉庫に
バラしてまとめられた櫓(やぐら)の部材を取りに行き、
2~3日かけて櫓(やぐら)を組んで飾りつけます。

 

関連業者には、企業名入りの祭りはんてんが配られ、
それを着て祭りに参加します。

 

メイン通りを中心に10ヶ所以上
櫓(やぐら)が設営されている各会場に
様々な祭りはんてんが混ざり合い、賑います。

 

その光景はとても華やかで、
まさに夜空に咲く満開の花火のようです。

 

子供用の祭りはんてんもあり、
私も子供のころ着せてもらいましたが、
祖母が「今日は○○町の婦人会に呼ばれたから行こう」など、
3日かけて、いろいろな会場の踊りに参加していました。

 

また、祖父は櫓(やぐら)で、横笛を演奏していたため、
子供のころ、横笛を祖父に習い、練習して、
櫓(やぐら)の上で披露したこともあります。

 

会場には屋台露天がびっしり並ぶのも私の楽しみの一つで、
金魚すくい、くじ、射的など、定番のものはひと通り
制覇しました。

 

当時、黄色だけでなく、ピンクやブルーなど色付きのひよこ
が売られていて人気でしたが、ほとんどがオスでした。

 

ひよこから育ててニワトリに成長させた友達が、
卵は産まないし、朝早くから鳴くし」と
笑い話のネタにされていたのを今でも覚えています。

 

氏神(うじがみ)様のお祭りで神輿(みこし)担ぎ

「桐生八木節まつり」の少し前の日曜日には、
氏神(うじがみ)様のお祭りがあり、
大人神輿(みこし)と子供神輿(みこし)
町内を練り歩きました。

 

子供のころ、子供神輿(みこし)を担いで、
町内を回っていくと、
沿道には、ご近所さんがたくさん集まってきて、
休憩所では、顔見知りのおじさん、おばさんから
冷や麦、すいか、ぶっかけ氷、冷やし甘酒などを
振る舞っていただきました。

 

汗だくでフーフー言っていると
ホースで頭から水をかけられ
ビショ濡れにされたよき思い出もあります。

 

桐生市での送り盆の不思議な風習

夏祭りが終わるとお盆がやって来て、
棚経・法要に来られたお坊さんから
お菓子をいただいたことを覚えています。

 

大人がお布施を準備していたので、
お礼ということだったのでしょうが、
子どもの私は、お盆にはお坊さんからお菓子をいただけると
インプットされていました。

 

ご先祖様をお迎えして、家族や親族と一緒に過ごし、
送り盆の時には、両毛(りょうもう)線の線路沿いの土手まで行き、
電車がよく見えるところで、「電車に乗って帰ってください」と
送り盆のお飾りや藁(わら)で作った馬やなす、きゅうりを飾り、
お線香を焚いてお見送りをしました。

 

子供心に「ご先祖様って電車に乗るのかな?」と
不思議に思っていました。

 

駅が近いのに、駅ではなく、線路沿いで電車を待ち
駅から出発した電車がゆっくり動き始めてからのお見送りなので
電車に飛び乗らないと置いてけぼりになってしまう」と
心配にもなりました。

 

今の電車早かったけど乗れたかな?」と
祖母に尋ねたこともあります。

今では、そのような送り盆の風習を見かけなくなりましたが、
私の子供のころには、当たり前のように行われていました。

 

お盆が終わると、企業さんの協賛で花火大会が行われ、
夜空に大輪の花を咲かせると、夏がもうじき終わります。

おととしから今年まで3年も、その花火大会が中止になり、
メリハリのない夏が何となく過ぎていますので、寂しく感じます。

 

おあずけになっている夏の楽しみが、また、戻ってくるのを
切望しています。

 

様々な想いにふけながら、
私の「少年時代」の夏の思い出を語ってみましたが、
あなたにも懐かしい夏の思い出はありますか?

 

次回も語り切れなかったお話の続きをしようと思いますので、
お楽しみにしていただけたら嬉しいです。

 

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住まいの健康寿命診断士」の私、高橋まで
お気軽にご相談ください。

 

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次回は、今回の続きで、テーマは
「【その2】おいしい井戸水と樫(かし)の木の秘密!そして工作の宿題 
私の「少年時代」の夏の思い出」です。
お読みくださると嬉しいです。

 

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