総合リフォーム・リノベーションで出来ること、出来ないこと

今日2022年10月10日は「スポーツの日」ですが、
昭和生まれの私には「体育の日」の方がしっくりきます。

2020年に「スポーツの日」に名称変更されたそうですが、
カレンダーの「スポーツの日」の文字に
「えっ!」となり、見直してしまいました。

 

ハッピーマンデー制度が2000年(平成12年)に適応され、
「体育の日」は10月の第2月曜日になりましたが、
今日は久々の10月10日に「体育の日」改め「スポーツの日」を
迎えることになり「ビンゴ!」という感じです。

 

そんな祝日ですが、
あなたはどんな祝日をすごされてますか?

 

リフォーム・リノベーション専門店
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋です。

 

いつも、コラムをお読みくださり、ありがとうございます。

 

住まいの健康寿命診断士コラム」を始めて
約1年が経ちました。

 

お住まいに関するお役立ち情報をお届けできればと
発信を続けてきましたが、
少しでも「読んでよかった」と思っていただける内容があれば
とても嬉しいです。

 

今後もお住まいや暮らしについて、わかりやすく
お話をさせていただこうと思っておりますので、
よろしくお願いします。

 

総合リフォーム・リノベーションで実現したい暮らし

秋を迎えると、総合リフォーム・リノベーション
ご相談が増えてきます。

 

お家全体のリフォーム・リノベーションを行うには、
具体的なプランを決定するまでに、時間をじっくりかけますので、
秋にご相談をいただくと、来年の春ごろの施工を目標にして
打ち合わせを重ねることになります。

 

また、総合的なリフォーム・リノベーションは初めて
と言われる方がほとんどで、
現在お住まいのお家やご実家などの思い出を残しながら
使い勝手の悪さや不便なところは改善して
暮らしをリニューアルしたいというご希望が多いです。

 

昔のお住まいの傾向としては、暗く長い廊下があり、
リビング、ダイニング、キッチン、お風呂、トイレなど
それぞれが独立して、細かく仕切られている印象があります。

 

それに対して、現在は、間仕切りを極力少なくして、
出来るだけ空間を広く取ったオープンな造りが好まれます。

 

住まいの健康寿命診断」を行い、お家の構造を見極めますが、
例えば、「この壁を取り払うことが出来るので、
このくらいの空間が確保できますよ。」とお話させていただくと、
「そんなことが出来るのですか?」と驚かれることが多いです。

 

それが、きっかけになって、
「実はこの部屋はこのようなイメージにしたいのですが、
実現できますか?」とか
「このシリーズの家具(住宅器具など)を使いたいのですが、
入りますか?」など、

それまではネットやカタログで、ぼんやりと見ていたものが、
実際に自分の家で使えるかもしれない、
と現実味を帯びてくる様子を、
何度も目の当たりにしてきました。

 

一般的には、普段の生活で、
お家の土台や構造、図面などを見たり、
聞いたりすることはほとんどないため、
想像するのが難しいと思われます。

 

そこで、
写真を撮ったり、図解で説明させていただいたり、
リアルに想像していただけるよう様々な角度から
お話をさせていただいています。

 

総合リフォーム・リノベーションの制約

総合リフォーム・リノベーションは、
お客様のご想像以上に、実現できることが意外と多いのですが
一方で、残さなければならない柱や壁などがあり、
制約も多いです。

 

また、設備を入れ替える際に、同じ空間の大きさが取れるとしても
現在入っている設備と同じサイズのものが入るとは限りません。

 

給排水設備や電気関係の配管スペースは、
リフォーム時には、更に広いスペースが必要になり、
現在と同じサイズを選んでも、収まらないことがあります。

 

プラン作りの早い段階で、
「これ使いたいのですが入りますか?」
とご相談いただき、実際に配置した絵を描いて、
使える(入る)使えない(入らない)を見ていただきます。

 

すると、お客様は、使える、使えないの理由づけを
早い段階でご理解いただくことになり、
「このままでは使えないけれど、組み合わせを見直すと 
違う工夫ができる」など、失敗する前に、ある程度、
結果を「見える化」することができます。

 

また、既にお好みのものを購入されている場合もあり、
「入るように何とかなりませんか?」とご相談いただくことも
あります。

 

この場合、
お客様のご希望に沿えるよう知恵を絞りますが、
できれば、ご購入前にご相談いただき、
空間に合うもので、ちょうどよいサイズのものを
お選びいただく方が
失敗なく安心して進めていくことができます。

 

 

終の住処(ついのすみか)と店舗の厨房のようなキッチン

空き家になっているご実家に戻って
終の住処(ついのすみか)」として暮らすため、
現在、総合リフォーム・リノベーションの
打ち合わせをさせていただいている
男性のお客様がいらっしゃいます。

 

数年後には定年を迎えるそうで、
現在は埼玉のマンションで暮らしているとのことですが、
引き払って、ふるさとの桐生市でのんびり暮らしたい
ご希望されています。

 

マンションは高気密高断熱のため、
ご実家に帰ると暑さ寒さがこたえるとのことでしたので、
まずは断熱リフォームを施し、
あとは自分流にカスタマイズした空間ができれば、
とのことでした。

 

現在、ワンルームの広い空間に住まわれているため、
「広い空間で暮らすことはできますか?」とも。

 

ご実家の「住まいの健康寿命診断」と建物の構造の調査を行い、
「制約はありますが、少し間取り変更して、
ここを工夫すると、このような空間ができます。」と
ある程度の空間が確保できることをお伝えしました。

 

すると、「実はこんなキッチンを考えていたのですが。」と
思い描いていたアイデアをお話してくださいました。

店舗のような厨房を作って、
お酒や料理を楽しむ空間にしたいそうで、
「社長、こんな大胆なことできますか?」と
素敵なご要望をお話くださいました。

 

「いいじゃないですか。これ、カッコイイですよね。
自分も憧れますよ。」と、私も使いたいと思うキッチン
想定されているお客様とすっかり意気投合しました。

 

あなたの叶えたい暮らしはどのようなものですか?

お住まいの使い勝手の悪さやご不便については
住まいの健康寿命診断士」の私、高橋まで、
お気軽にご相談くださいね。

 

また、新築や総合リフォーム・リノベーションの計画のある方は、
オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」への
ご参加をお待ちしております。

 

現在、オープンハウス「ふくろうはうす 暮らしの見学会」に
ご参加くださった方には、もれなく
(書籍)「群馬発! 住まいの健康長寿リノベーション!」を
プレゼントさせていただいていますので、
是非、受け取っていただけたら嬉しいです。

ふくろうはうす 暮らしの見学会へ

 

群馬県桐生市にお住まいの方はもちろん、
みどり市、太田市、伊勢崎市、前橋市にお住まいの方も
お気軽にお越しくださいね。

 

次回は「人と人の繋がりと地域の役割、そして地域に根差した取り組み」
のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。

 

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