今年は、屋根や外壁の工事のご依頼が
とても増えています。
その多くが、梅雨や台風に備えた「雨対策」です。
6月に入り、関東・甲信越も、
いよいよ梅雨入りしました。

ここ数年は、大型台風の接近により、
日本各地に大きな被害も出ています。
「うちは大丈夫」と思いたくなる気持ちも
わかりますが、
自然災害はいつ起こるかわかりません。
そこで今回は、梅雨や台風を迎える前に、
ご自身でできることや気をつけたいポイントを、
いくつかご紹介したいと思います。
まずは「外回りを見てみる」ことから
意外と多いのが、
「家の外をじっくり見たことがない」
という方です。
この時期におすすめしたいのが、
お住まいの写真を撮っておくことです。
建物は東西南北の4面ありますので、
少し離れた位置から、
全体がわかるように撮影してみてください。
少し引いて、やや見上げるような角度にすると、
屋根の様子も一緒に確認できます。

さらに、軒下や雨どいも
同じように角度を決めて撮っておくと安心です。
「写真」がいざという時に役立ちます
台風や大雨のあとに、
もし、破損や雨漏りがあった場合、
事前の写真があることで
状況がとてもわかりやすくなります。
火災保険は、
台風や強い雨などの自然災害による被害で
補償されるケースがあります。
ただ、実際には
「加入しているのに使っていない」
という方も少なくありません。
また最近は、
「保険が使えますよ」と勧めてくる
訪問営業も増えています。
そんな時にも、
ご自身で記録している写真があると、
冷静な判断がしやすくなります。
ベランダの排水溝も見落としポイント
雨漏りのご相談で特に多いのが、
ベランダからの水の侵入です。
ただ実際には、
ベランダ自体の不具合ではなく、
排水口の詰まりが原因というケースが
とても多いです。

体感では、6割ほどがこのケースです。
落ち葉やゴミ、ペットの毛などが
排水口に溜まると、
水が流れずに逆流してしまいます。
また、
・室外機の陰で見えにくい
・物を置いてしまっている
・日陰でゴミが腐っている
こういったことも、詰まりの原因になります。
普段から、
「水がちゃんと流れる状態かどうか」
を一度確認してみてください。
雨どいのあふれにも注意
大雨の際に、
「雨どいから水があふれる」
というご相談もよくあります。
この場合、
雨どいの途中にある“集水部分(じょうご)”が
詰まっていることがあります。

本来は、
横の雨どいから縦の配管へと
水が流れていくのですが、
詰まりがあると流れ切らずに
あふれてしまいます。
その水が軒裏に回ると、
思わぬ雨漏りにつながることもあります。
低い位置の雨どいであれば、
脚立などで確認・清掃もできますが、
高所は無理をせず、
専門業者に任せることをおすすめします。
見落としがちな「排水の先」
もうひとつ大切なのが、
雨どいの“その先”です。
雨水は地面の中に流れていき、
「集水桝(しゅうすいます)」
に集まります。
この集水桝が詰まっていると、
流れ切れなかった水が逆流して、
地面から噴き上がることもあります。
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実際に、
「地面から水があふれてきた」
というご相談もあり、確認すると、
桝の中が詰まっていた、というケースがありました。
普段あまり意識しない場所ですが、
フタを開けて中の様子を見ておくと安心です。
ちょっとした意識が、大きな安心に
雨漏りは、気づいた時には
被害が広がっていることも多いものです。
ですが、
・事前に見ておくこと
・写真を残しておくこと
・詰まりを防ぐこと
こうした小さな積み重ねで、
防げるトラブルもたくさんあります。
梅雨や台風の前に、ほんの少しだけ
お住まいに目を向けてみてください。
それが、
これからの安心につながっていくはずです。
雨漏りに関するお悩みや
雨どいや集水桝(しゅうすいます)の
不具合に気付かれた方は、
ふくろうはうすの私高橋まで、
お気軽にご相談ください。
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群馬県桐生市の工務店
リフォーム・リノベーション専門店
住まいの健康寿命診断士
ふくろうはうす(高橋建装)の高橋でした。
次回は「築90年の住まいに残されていた工夫-
昔の大工さんの仕事に学んだこと」のテーマで準備しています。
楽しみにしてくださると嬉しいです。




